2014/05/10

NISICA 七分袖カットソー

岡田斗司夫 「マイケル・ジャクソンの孤独」で多くの日本人にとってマイケル・ジャクソンは「奇行の人」というのが多くの認識である。世界中の一流のダンサーでしかマイケルの本質、素晴らしさを理解することができない。というのが岡田斗司夫が映画「THIS IS IT」を観たことで感じたことである。

↑がいわゆる落語における「マクラ」である。

そして本筋 NISICAに入るわけだが、多くの人がニシカに思い浮かべるイメージは「洗いざらし」「皺くちゃ」「柔らか」「優しさ」、そんなところかな。

でも服に携わる者の一員として語るなら、ニシカって「バランス」の素晴らしさだと思う。
もう少し突っ込むと「今」求められているバランス。
シャツの第二ボタンと位置、アウトドアモノをモチーフにした時のネックの芯を薄くするとか。
でもそんな「嗅覚」については、ほとんど語られていないと思う。

今回リリースされた七分袖のポケットT
あまりにシンプルで非常に伝わりにくい。
このアイテムも、身幅、肩幅をややゆったり仕上げたバランスにつきる。



nisica 3/4 sleeve pocket-t
col.navy/black
size:2,3






Risky Business

バーと洋服屋というのは、基本的に“待ち仕事”だ。 付帯業務を片付けて、ふと時間が空いたとき、YouTubeで昔の映画の予告編を眺めるのが好きだ。 音楽と同じように、80年代の映画にはどうしようもなく惹かれる。 「Risky Business」(1983) 邦題は『卒業白書』。...