2014/04/03

ラギットは好きになれない


本日のいでたちのコンセプトは「ラギットは好きになれない」

アウター WORKERS マウンテンシャツ パーカ
シャツ SUNNY SPORTS シャンブレーシャツ
ベスト WORKERS クルーザー ベスト
蝶ネクタイ 鎌倉シャツ
パンツ  WORKERS アーミー オフィサーパンツ
靴 RED WING OXFORD SHOES

渋カジブームの頃、ああ!もう20年も前のことだ。

やたらワイルドというのが、苦手だったと記憶している。
昨今だとFREE&EASYの「ラギット」も暑苦しいかったな。
資料的な意味合いとしての「価値」は素晴らしい雑誌だと思うけれど。

マッチョイズムなレプリカ全盛期には「赤ミミ」「革の鞣し」とか記号の引き出しを埋めることが最優先されていた
大切なのは「粋」、もう少し俗っぽく言うと「モテ」

今は無き「ホットドッグ・プレス」の脱童貞思想や、「LEON」元編集長岸田氏による「そんなのじゃ、モテないんだよ!」発言(情熱大陸より)はなんだか可愛らしく思える。
そうだよ!「ウンチク」よりは「モテたい」でいいんだよ

スタイルも所詮、今に照らし合わせて「やどかり」のように新たな「貝殻」を
見つけてはスッポリと入れ替わればいいだけだ。
そんな僕の新たな「貝殻」はオーセンティックなアメカジアイテム。
もちろん語ろうと思えば、アイテムには「ウンチク」を語るに足りうる「物語」も十分に降りかけてある。
でも今の僕にとって大切なのは、スタイリングにおける「編集」と「バランス感」

Risky Business

バーと洋服屋というのは、基本的に“待ち仕事”だ。 付帯業務を片付けて、ふと時間が空いたとき、YouTubeで昔の映画の予告編を眺めるのが好きだ。 音楽と同じように、80年代の映画にはどうしようもなく惹かれる。 「Risky Business」(1983) 邦題は『卒業白書』。...