2015/12/20

Cape Cod Backyard Bar


Cape Cod Clothing Storeで服を買い揃える男性が訪れる酒場をイメージした。

 洗いざらしのB.Dオックスフォードシャツ、ごくごく普通のチノパンツ、デニム、カーゴパンツ。足元はニューバランス(変な別注ではなくてね)、スタンスミス、レッドウィング、パラブーツ、バーケンシュトック。要はとんがり靴とか得体のしれない靴であって欲しい。PATAGONIAのシンチラジャケット、シャギー・ドッグシェットランドセーター。 アウターはダッフルコート、2Bジャケット、バブァー オイルドジャケット(あのオイルのの匂いはどうしよう?)、マウンテンパーカー。

 そんな装いの男性をイメージする。 ごくごく普通だ。
 映画「アニー・ホール」のウッディ・アレンみたいだ。

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オーセンティックなbarというよりはカジュアルな感じ。
 シェイカーを振る軽妙なリズムも聞こえない。 
古材を使用したカウンター、壁にはハンティング・トロフィー。 
オイルランプの揺れる灯り。古びたベンチ。
スティールのスタッキングスツール。 エントランスには工業用ランプ。
アラジンストーブ。 ドイツの公共施設で使用されるシンク。
 粗いリネンクロス。ドイツ製のタオルフック。 

洋服を展示会でビックアップするようにバーの備品も編集した。 
全てがシンプルで意味のあるものにしたかったんだ。 
趣味の良いいでたちの男性にとって居心地がよい空間であって欲しい。 
そしてファンシーな要素や女性的なフォルムは排したかった。 
かと言ってハードボイルドでバーボンなマッチョも疲れるし、「酒だけに特化」した「out of fashion」な価値観も好むところではない。 スタイルも粋であって欲しい。 

「丁寧に暮らす」「日々の生活」といった価値観とは相反するベクトルにある「酒場」 男と女、煙草の煙、グラスがふれあう音、艷やかでほんの少し怠惰で涙もろくもある。 
せっかく格好をつけるならそんな「場」が必要に思えた。 

おそらく「洋服屋」だけではダメだと感じていたことの「答え」がもしかしたら BARを構えることなのかもしれないと。 僕は思っている。

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Cape Cod Clothing Store & Backyard Bar
〒892-0846 鹿児島市加治屋町1-9 第二柿本寺ビル109号
Tel:099-239-1515

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